噛み癖や無駄吠えをなくしたい
ペットのしつけは飼育初心者が一番苦労することかもしれません。特に悪い噛み癖や無駄吠えの癖がついてしまうと、ご近所に迷惑ですし、人を怪我させてしまうかもしれません。どうすればこうした悪い癖を減らすことができるでしょうか?
効果的なしつけの方法を調べてみましょう。
ごほうびと罰でしつける方法
しつけには、してはいけないことをした時に罰を与える方法と、うまくできたときに賞をあげる方法があります。悪い噛み癖を直した場合、前者をメインにして後者をサブ的にトレーニングすると効果的です。
まずはしつけの準備としてごほうびと罰を用意します。ごほうびはおいしくてカロリーの低いおやつが適当です。罰となるサプライズを準備します。
いきなり布や上着を視界にかぶせると犬は驚きます。また、犬の嫌いな酢を薄めたスプレーをかけることもできます。石を入れた空き缶を落とすなど大きな音で驚かせることもできます。
噛み癖が出る状況を把握して、トレーニングの機会をうかがいましょう。噛んではいけないものを噛んだ瞬間に、犬が不快になるサプライズの罰を実行します。犬は驚いて悪癖を一旦中止するはずです。
行動をやめた瞬間にごほうびを与える、というのが基本的な流れです。罰と賞を組み合わせたこのしつけ方法は、無駄吠えをやめさせたいときにも同じように使えます。
子犬の噛み癖
しつけは幼い時からする方が圧倒的に楽です。
子犬の場合、遊びでも甘噛みの適当な強さがまだわからずに強く飼い主の手などを噛んでしまうことがあります。どのように強く噛むことをやめさせられるでしょうか?遊びの途中、強く噛みすぎたら、わざと大きな声を出して遊びを中断します。
大好きな遊びがストップし、ごほうびが剥奪された状態です。しばらくして遊びを再開し、また噛まれたら同じように中断します。繰り返すうちに手を噛むと遊びがストップしてしまうということを覚えて噛み癖が少なくなります。
まとめ
噛み癖や無駄吠えをなくすためには繰り返し教えることが重要です。一旦やらなくなって、わかってくれたかな?と思っても、何かの拍子で再び悪い癖が出てしまうこともあります。
辛抱強く教えれば必ず頻度を減らすことはできるので、あきらめずに忍耐強くしつけ続けてください。悪い癖をなくすためには、犬が幼いころからしつける方が効果的です。
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